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2015年5月18日 (月)

2015美術館めぐり №6

art ルーヴル美術館展~日常を描くー風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄~
  @国立新美術館
  オランダの画家フェルメールが残した全作品約30点のうち男性を描いたのは
  2点で、そのうちの1点は『地理学者』(2011年春に鑑賞)、そしてもう1点の
   『天文学者』が待望の初来日といことで話題になりました。
  16世紀初頭から19世紀半ばまでの約3世紀半にわたるヨーロッパ風俗画の
  展開を、ルーヴルの約80点の珠玉の名画で紹介されていました。

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book 図録を見ながらお家でもう一度感動 sign03

*コローのアトリエ* ジャン・バティスト・カミーユ・コロー
右手に楽器を持ちながら、画家の描いた風景画をじっと見つめながら
どんな思いを巡らせているのでしょうか?ふと気になる絵です。

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*アトリエの情景* オクターヴ・タサエール
孤独で行き詰まった芸術家が暖炉にぐったりともたれかかっている様子。
床のジャガイモから、暖炉の火にかけられているのは質素な食事、
けれども白いネコちゃんが暖をとりながら慰めてくれているようですね。

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*猿の画家* ジャン・シメオン・シャルダン
当時人間の愚行を猿に託して描いた絵が流行したそうです。
シャルダンは理想化された石膏像を学習する猿の姿を通して、硬直した
アカデミーの教育を皮肉ったとも考えられているそうです。

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*チェス盤のある静物* リュバン・ボージャン
装飾的な中に、うまく五感を表現している絵だそうです。
リュート属の楽器や楽譜(聴覚)、カーネーションのお花(嗅覚)、
パンとワイン(味覚)、壁に掛けられた鏡(視覚)、
そしてトランプカードや硬貨の入った財布やチェス(触覚)
いろいろと楽しめますね♪

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*割れた水瓶* ジャン=バティスト・グルーズ
グルーズは風俗画を歴史画の位置に格上げしたフランスにおける唯一の
芸術家だそうです。
フランス語の諺に「甕(かめ)をあまり泉へ持って行くと、しまいには砕ける」
一般的な意味は「あまりしばしば同じ危険を冒すと、しまいには失敗し、
命を落とすことがある」だそうです。
淋しそうな少女の目が訴えているものは・・・

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身分や職業を異にする様々な人々の日常が生き生きと描写されていて
ルーヴルの中の風俗画の歴史を一望できる展覧会でした。

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